PROCESS
製造工程
すべて、職人の手で。
製造工程
種籾の管理と田植え
前年に収穫した稲から種籾を取り分け、暗所で保管。春になると籾蒔きを行い、苗を育て、4月から5月にかけて田植えを始めます。しめ縄づくりは、この稲作から始まっています。
青刈り
通常の稲刈りよりも早い夏の時期に、まだ青い状態で刈り取ります。穂が出る前に刈ることで、しなやかで色艶のよい藁が得られます。手間とコストはかかりますが、品質に直結する工程です。
天日干しと保管
刈り取った青藁を天日でしっかりと乾燥させます。乾燥後は倉庫の暗所で保管。藁の状態を見極めながら、最適なタイミングで次の工程に移します。
藁打ち
保管しておいた藁を叩いて繊維を柔らかくほぐします。このとき藁を湿らせるのに水ではなく日本酒を用いるのが髙見商店のやり方。縄に美しい艶が生まれ、清めの意味も込められています。余分な葉や穂を丁寧に取り除き、縄綯いに適した状態に整えていきます。
縄綯い
藁を手で撚り合わせ、縄に仕上げていきます。機械で縄を綯う設備は存在しますが、髙見商店では一切使いません。職人の手の感覚でしか出せない締め具合が、しめ縄の美しさと強度を生みます。
アンコ作りと形成
太いしめ縄を作るために、中に入れる芯(アンコ)を藁で作ります。アンコを入れて太さを整え、タレと呼ばれる足を取り付け、しめ縄の形に仕上げていきます。
仕上げ
ハサミで形を整え、全体のバランスを確認。年末にはウラジロやミカンなどの生の飾り付けを行います。寒い作業場で、パートさんと共に最後の追い込みをかけ、出荷へ。
こだわり
稲作から一貫して自社で
多くの業者が海外製の藁を使うなか、髙見商店は種籾の管理から田植え、刈り取り、縄綯い、仕上げまですべてを自社で行っています。
機械に頼らない縄綯い
ペダルを踏めば縄が綯える機械は存在します。しかし髙見商店では使いません。手の感覚で藁を撚り合わせることで、美しく強いしめ縄が生まれます。
青刈りという選択
まだ青い状態で藁を刈り取る。通常よりも手間とコストがかかりますが、仕上がりの品質が段違いです。
どんなサイズにも対応
キーホルダーほどの小さな飾りから、鳥居を飾る大型しめ縄まで。お客様の用途に合わせて、一つひとつお作りします。
藁を湿らせるのは日本酒
藁打ちの工程で藁を湿らせる際、髙見商店では日本酒を使います。縄に艶が生まれるだけでなく、神事に通じる清めの意味も込めた、古くから受け継いできた所作です。
製造工程の見学も承っております。
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